今日からこのサイトにおける受けキャラはすべて『男の娘』になりました☆
どんどんぱふぱふワーッ!!やったネーーーッ!!
うちにおいでくださっている方々は、どうぞ広いお心を持ってご了承くださいますようお願いいたします。
……といきなり言われても、きっと戸惑われることだと思います(笑)
えと、本日より当サイト松月堂ぽんちの男性受けキャラ達はみんな男の娘キャラになりました~
男の娘というのは、『明らかに女の子にしか見えない男の子』のことです。
日和も、P4も、リボもGDも全部男の娘となります。
急な方針転換スイマセンっ; で、でもやってみたかったんです~っ
改めて、リニューアルした松月堂ぽんちをよろしくお願いします!
まあ、私としても初めての試みなので不安なところ満載なんですが…(どきどき)
ど、どうなるかなー;
そこで、ちょっと試しにミニミニ文を書いてみました。
今後は、このような感じでやっていきたいと思います(笑)よろしくお願いします。
天国組です。以下反転します~
『鬼の秘書は男の娘!?』
オレは、執務机に頬杖をついて、じーっと自分の秘書を見上げた。
表情を引き締めて手元のファイルを繰る彼は、いつ見てもスッと背筋を伸ばしていて姿勢が良い。
どれだけ見ても見飽き足らない、オレの秘書。
猫を思わせるちょっとつり上がり気味の大きな金色の瞳。長い睫毛。
小さな鼻に、思わずしゃぶりつきたくなる様なふっくらとした唇。
細い顎。
滑らかな褐色の肌に、さらさらとしたショートの髪が映える。
「鬼男君ってさあー」
「はい?」
オレのぼそっとした呟きに、鬼男君が顔をあげてこっちを見た。
綺麗な金色の瞳がこっちを向く、それだけでドキリと心臓が高鳴る。
「あ、あのさ……」
「何ですか」
鈴を転がしたような優しげな声。
オレは頬から手を離して、姿勢を正した。オレのただならぬ様子を察してか、鬼男君も真面目な顔をしてオレの方にちゃんと向き直ってくれる。
段々脈が早くなる気がする。本当は、オレの体なんか死体同然で、血液は一応巡ってるんだけど体温は低くて、肌は冷たい。
だけど、君がオレを見てる。それだけで、なんだか体中が暖かくなるような気がするんだから、不思議だ。
「鬼男君って、ちゃんとち○こ生えてる?」
「セクハラアアアアアアアアァアアアアアアッッ!!!」
「どぶぁーーーーっっ」
途端に鉄をも切れる鋭い爪がオレの脳みそを貫いた。
あだだだだ、出ちゃう出ちゃう!中身出ちゃうから!!
鬼男君は細い腕を震わせ、大きな瞳を怒りで潤ませながら(怒ってても凄く可愛い)、ギリギリと眉をつり上げた。
「な・に・を・突然セクハラ発言をかましとるんじゃこのエロ上司がーーーっっ!?このままお前の頭蓋骨パッカーンってしてやってもいいんだぞアァン!?」
「ひええええええスイマセンスイマセンもう言いませんっっ!!」
ドスを利かせた可愛らしい声に、オレはゾッと震えあがって降参した。
この見かけによらず荒々しい性格をした秘書なら、たとえ上司といえど間違いなくやる!!躊躇なくやる!!という確信がある。
鬼男君は両手をあげてあられもなく悲鳴を上げるオレに、鬼男君はチッと舌うちをして爪を引き抜いた。
「今度言ったら本気でするからなっ」
「はい……」
しゅんと俯くオレの顔から、見る見るうちに傷痕が無くなる。
鬼男君は落としたファイルを不機嫌そうに拾い上げながら、じろっとこっちを睨みつけた。
「僕は、れっきとした男ですから。まったく、僕のどこをどう見てそんな発言に至ったんだか」
「え、ええー」
オレはぽかんと口を開けた。
ぷりぷりと怒る鬼男君の肌はつやつや。髪はさらさら。なにやら良い匂いもする。
小柄な体型も相まって、どっからどう見ても美少女だ。
彼に初めて会った時は、彼の履歴書を何度も確かめたものだ。今流行りの僕っ娘というやつかと思って。
しかし、薄っぺらい紙の上には確かに『性別:男』と書いてあった。
(だけどなあ~)
彼がオレの秘書に成ってから、わりと長い年月が経ってるけど。
彼が側にいるだけで、彼の声を聞くだけで、彼の瞳がオレを映す、それだけで。
オレはどきどきそわそわふわふわしてしまうのだ。
だから、もし彼が女の子だったら~とオレが期待してしまうのもしょうがないじゃないか?
男同士だとますますハードル上がっちゃうし…。
外見はどう見ても女の子なんだから。
(それにしても、彼のこの自分の容姿への無自覚っぷりは一体何事だろう)
鬼男君はどうも自分が美少女風の外見をしているという意識はこれっぽっちもないらしい。鏡を見たことはないのだろうか。
まあ、でも。
分かってないなら分かってないで、付け入る隙があるかな、とも思うのだ。
「……何ニヤニヤしてんですか、気持ち悪い」
「べつにー?さっ、お仕事お仕事!」
「あんたがお仕事って!本当に熱でもあるんじゃないですか?」
そんな失礼なことを言いつつ、鬼男君は首を傾げて扉をあけにいった。
さあ、今日も冥界の日常が始まる。
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