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日々たれながし
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         骸編          ,




リボーン(以降リ)「よし、最後の守護者だぞ」
ツナ(以降ツ)「無理無理無理無理無理むりむり本当勘弁してください」
「凄い拒否反応だな」
「だって、残ってんのは………あ、アレだろ?無理だって!今度こそ死ぬ!」
リ「…………死ぬ……で済めばいいけどな………」
ツ「ちょ!?ななななに遠い目してんだよ!?何それ!?死ぬよりも辛い目にあうってこと?」
リ「だが、まあお前に拒否権はないんだぞ」
ツ「そんなあ!!?」
リ「さあ、選べ。黙って行くか、パンツ一丁で行くか」
ツ「……………………………………………いってきます



          黒曜センター前

ツ「おはようございます……レポーターの沢田綱吉です。……あああついに来ちゃった……でもパンツ一丁よりマシだよな………とほほ」
ツ「ええと、ではお邪魔しまーす……ううう、暗いよコワイよ…っ」

          そっと扉を開く。と、ギギギィと思った以上に軋み音が響き、飛び上がるレポーター

ツ「ひっ!!」

          目をギュッとつぶるが、中はしんと静まりかえったままだ。ドキドキしながら恐る恐る足を踏み入れる

ツ「し、失礼しまーす」

          おどおどと、中を探索するレポーター

ツ「うーん、と……あの人たちどこにいるんだろ……えっと、お邪魔してまーす……ああ怪しいものじゃないでーす…スイマセンごめんなさい~~」

          と、少し扉の開いている部屋を発見。そっと中を覗く。すると、ソファに寝そべる人影が。

ツ「!い、いた………ってクローム!!あ、そっか!普段はクロームだもんね、ちょっと安心した……」

          
ホッとするレポーター……しかし、すぐに青ざめる。

ツ「ってことは、ひょっとして女の子に寝起きどっきりしなきゃなの!?…そ、それはマズイんじゃないかなあ……」
(それじゃ確実に変態だよ!否定できないよ……ど、どうしよう………)

          戸惑うレポーター。しかし、ここで帰っても待っているのは死ぬ気弾入りの銃を構えたリボーンである。

ツ「………ううう……ご、ごめんねクローム……お、お邪魔しまーす」
クローム(以下ク)「すう……」
ツ「寝てるよね……お、おーい……おはよう~……」
ク「ん………」
ツ「あ、あ、クローム!おはようっ………ご、ごめんね、朝から起こしちゃっ」

         
そのとき、レポーターは背後に立つ気配に気付いた

千種(以下、千)「……………何してる?ボンゴレ……」
ツ「ひゃっ!!あわわわわちがっ!違うんです!これはその!!全然そういうんじゃなくて!!」(ってこの状況で何言ってもいいわけにしかなんないよーーーーっ!!)

         頭を抱えるレポーター。むにゃむにゃと、クロームが目をこすりながら体を起こす

ク「…………おはよう、ボス………千種も…………犬は?」
ツ「っおおおはよう!クローム」
千「………………おはよう…………犬はまだ寝てる……それで、ボンゴレは何しに…………」

         
そのとき、千種がツナの持つ『寝起きどっきり大成功!!』のプラカードを見つけた

千「…………ああ、もういい……分かったから………」
ツ「すすすすいません」
千「もうちょっと寝る…………めんどい………」

         ふわあ、とあくびしながら出てゆく千種。残される二人

ツ(…………うううう、この二人で残されても……気まずいっ……)
ク「…ボス、起こしにきてくれたの?」
ツ「あ、あーうん!……ごめん、こんな朝早くに……」
ク「ううん………びっくりした………」
ツ「え、そ、そう?そうだよな、ごめんっ!」
ク「ううん、違うの………寝る前に、ボスのこと考えてたから……起きたら、ボスがいて、びっくりした……」
ツ「えっ」
 
         なんとなく赤くなるレポーター

ツ「そそそ、そうなんだー」
ク「うん…………」
ツ「あ、じゃあ、寝起きどっきり成功だ!」
ク「……どっきり…………成功してるよ………」
ツ「へへへ~」

         笑うレポーターに、クロームもどことなく嬉しそうにするのだった。

         めでたしめでたし?
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今日は、早めに仕事が終わる日だったので、たまにはハイソにDVDでも借りてこようかしら!と思ったので借りてきました(なんという日本語)
『THE MIST』(ザ・ミスト)という映画です。スティーブン・キング原作。
日本語でいうと、そのまんまずばり『霧』。
この映画は、前に父が借りて見ていて、「わりとおもしろかったぞ。なんかタコとか出てくるパニックもので、最後ちょっと悲しい感じ」という感想だったのです。
それで、へ~っ思って借りてきたのですが……
ストーリは、こんな感じ。

『突如、謎の霧に覆われた町。主人公のデイヴィッドは、買い物に来ていたスーパーマーケットに息子とともに閉じ込められる。その霧の中には、人々を襲う「何か」が潜んでいる。窮地に陥る人々、疲弊してゆく精神……密閉された空間で人々に迫られる選択。彼らを待つ運命は!?』

この映画、『映画史上かつてない、震撼のラスト15分!』と銘打たれております。
途中で飽きることのない、ずっと息を飲みっぱなしの映画でした。
おすすめするかどうかは……どうだろう(苦笑)


以下に、ちょこっと感想を書きます。
ものごっつーネタバレありです。
ラストのネタバレもあります。
ちょっとでも、この先見るかな?と思われる方は、読まないほうがよいです~
そいでは、以下反転!



なんとゆうトラウマ映画
き、キッツー………
15禁映画です。
私の肝っ玉は15歳未満です……
「霧といえば某守護者だよね~」(泣き笑い)と余裕ぶってた?のも途中まででした。
ハッピーエンドが好きな方には、おすすめできないかなあ。
いやまあ私も必ずハッピーなエンドでないとダメってわけではないですが、この結末はちょっとあまりにも救いがないというか(泣)
見終わったあと、テンション下がる下がる(笑)


パニック映画ですが、ストーリーのメインはむしろ閉じ込められた人々の心の動きかもしれません。
ラスト近くは、息をするのも苦しくなるような感じ。
なんとなく読めるんですけどね、流れはね……反発する人がいて、混乱を扇動する人が現れて、死亡フラグばんばん立ちまくる、みたいな……でも、それでも引き込まれちゃうのは見せ方がうまいのかな~、と思います。

ラストの15分は、本当にうっわあ…となります。
主人公の息子が、なんとなくラストの展開を匂わせるセリフはすでに言ってるんですけどね。
それでも、本当のラストのラストではやっぱり……うわあ…となりました。
この映画の教訓はいったいなんなんだー『危険なことがあったらその場を動くな?』そんなバカな
確かにこの映画、いつものパニック映画と違って、最後まであがこうとした人たちが死んでしまいます(一人以外)。
まあ、スーパーに残った人たちも無事に済んだかどうかは、映画では描かれてないので分からないのですがね……

最後で、主人公が言われる言葉。
「誰も、あなたの行動を否定することはできない」
エンディングまで見ると、このセリフの意味がズシッときます。
人々は、いろんな選択をする。
主人公の行動は、決して否定できないものです(スーパーに残る選択肢は、ある人物のせいで消えちゃうし……)。
ただ、救いがなかっただけで……
主人公は、神様を恨んだでしょう
。そんなラストでした。

         雲雀編          ,




リボーン(以降リ)「よし、行ってこい」
ツナ(以降ツ)「無理」
「………ほほう。即答とはな。俺に逆らえると思ってんのか?」
    っ!だ、だ、だって無理だよ!!あの雲雀さんだよ!?行ったら確実に噛み殺されるよ!!」

       俺まだ死にたくないよ!と叫ぶレポーター

「ふむ。じゃあ、選択肢をやるゾ、ツナ」
「せせせせんたくし?」
「今、ここで素直に雲雀んとこ行ってどっきりをしてくるか、もしくは………今は懐かしの死ぬ気弾で、パンツいっちょうで死ぬ気で突撃どっきりをしてくるか。どちらか選べ」
「それすでに選択肢じゃねーーーーーーーーー!!!」
(どっち選んでも噛み殺されるの確定じゃんか!!)
「さ、どうする?」

       チャキリ、と銃をツナの額に突きつけるキャップ

「……………………行ってきます」




       並盛中学校、応接室前

「と、いうわけで並中まできました、レポーターの綱吉です………ってゆーかなんで並中?あの人並中に住んでるわけ?」

       もし本当にそうでも驚かない、と思うレポーター

「ううう、生きて帰れるといいなあ…………でも確かあの人葉っぱの落ちる音でも起きるとか言ってなかったっけ(標的29参照)……………グッバイ俺の人生………」

       ゴクリ、と喉を鳴らしつつ、極力静かに応接室の扉を開くレポーター

「おおおおおおじゃましま~す……」(こそっ)
雲雀(以下雲)「…………スー……」
「ねっ寝てる………っ」

       ソファで横になっている風紀委員長を発見。そろりそろりと近付くレポーター

「………わー……本当に寝てるや…………」
「…………………ででででもこれからどうしたら……?寝起きどっきりってことはつまりこの人起こさなきゃってこと!?無理!!」
「うううううでもひょっとして起こさないとパンツいっちょう?そんな………やっぱり噛み殺される運命なんじゃないかー……せ、せめて半殺しで済ませてもらえるといいなあ……」

       ほろりと涙をこぼすレポーター。世を儚むのに夢中でいつのまにか雲雀が身を起こしているのに気付いてない(鈍感)

       何してるの」
「ぎゃあ!!」
「ふわ~あ……………あんまりうるさいから起きちゃったよ」
「ひひひひひひば、雲雀さん!!おはようございます!ごめんなさい!!」

       お邪魔しましたーーー!!と、今にも逃げ出そうとするレポーターの首根っこをひっつかむ雲雀。ちらりとレポーターの持つ『寝起きどっきり』というプラカードに目をやる。

         ふうん」
「わわわわっ!ちがっこれは違うんです!すいませんすいません!!」

       慌ててプラカードを隠すレポーター

「寝起きどっきりね………いい度胸してるじゃないか。僕の眠りを妨げるものはみんな死ぬんだよ」
「死っ……!!?」
「……まあいいか。でもただで帰れるとは思ってないよね」
「はははいい!?」
「僕はもうちょっと寝るから」

       あわあわとするレポーターを無理矢理ソファに座らせると、雲雀はごろんとその膝に頭を乗せた

「!!!?」
「ふあ………じゃあおやすみ………」
「ちょ、雲雀さ……!?これはいったい!?」
「ああ、言っとくけど。ちょっとでも身動きしたり声を出したら噛み殺すから。よろしくね」
「え”………!?」

       ピシリと固まるレポーター。おかまいなしに寝る雲雀。

       結局、朝の登校時間になるまでそのまま枕にされてしまったレポーターなのだった

       めでたしめでたし?

今日は、いい天気だったのですが、うちの職場の人たちの多くは楽しいお出かけに行ってしまいました。
う、羨ましい………っ!!(キーッ)
なので、仕事終わりに近くの動物園に行ってきました!!
一人で(笑)
平日お客誰もいねええー!ゆっくり自分ペースで見れました!

ただし、独り言は多くなりますが(笑)

・アザラシかわいかった~~v
ゴマフアザラシは最萌え動物ですvvなんて丸いやつらなんだ!
・ライオンも虎も眠そうでした(笑)でもやっぱでかい!さすが百獣の王。
でも、寝てる姿はネコ科でした。
・ペンギンのしっぽが、ぴるぴるしてて、「おいおい……俺を誘ってんのか?」と思いました。
・カピバラ、あいつら絶対何も考えてない!!(笑)そんな顔してる。

ムクロウ………ちがった、フクロウが、ひよこを丸呑みしてるのを見ました。かなりのショッキング映像…っ!
てゆーか、それ同属の子どもなんじゃ……(汗)

楽しかったです~!

今日のできごと……おとんのおかんへの罵倒。「土人か、われぇ!!」
人前で、夏目漱石を夏目そうすけと呼びました。そうすけて誰。

          了平編         、



        早朝。笹川家の前で、所在無げに立ち尽くすレポーター。

ツナ(以降ツ)「おはようございます………レポーターの沢田綱吉です。ええと、前回着いてきてくれたレポーターその2の獄寺君なんですが、キャップことリボーンに『これはツナの修行だっつってんだろ、てめえらの出る幕なんざねえ』と吹っ飛ばされて、いません……山本も、着いてこようかとしてくれたんですけど……なので、今日は一人です。正直心ぼそいです」
「………ってゆーか……お兄さんちって京子ちゃんのうちってことじゃん!!ダメだよ、そんな、こんな朝っぱらからよりによって京子ちゃんちにおしかけられないよ……どうしろってんだよー」

        ドアの呼び鈴を押そうか押すまいかと、ふらふらと指を彷徨わすレポーター

「京子ちゃんちに初めて来たのが、こんな理由だなんて……ううう、やっぱダメだ。普通に迷惑だよ。今日は帰ろう……」

       くるりと踵を返したとき、

       ドガーーーーン!!という勢いで、笹川家のドアが開いた

「えええええええ!?なに!?なに!?」
了平(以下了)「むっ!?そこにいるのは沢田ではないか!!」

       家から出てきたのは、元気はつらつとした、了平本人だった

「お、お兄さん!」
「こんな朝早くからどうしたというのだ?…はっ!さては、いよいよボクシング部に入る気になったのだな!!」
「ちがっちがいます!」
「む?ではどうしたというのだ?京子ならまだ寝ておるぞ」
「いいいいえ、京子ちゃんに用事でもなくて!!………そ、そのー…」

       そのとき、了平がツナの持つ、『どっきり大成功!!』のプラカードに目をとめた

「どっきり??」
「あ、いや、これは!!」

       実は、了平の寝起きに突撃取材をして、どっきりさせようというリボーンの企画なのだ。ということをしどろもどろで説明するレポーター

「……ふむ、分かった!!」
「わ、わかってもらえましたか」
「つまりボクシング部に」
「ちがあああああああああう!!」

       頭を抱えるツナ

「ぜえぜえ………朝からテンション高いですね……」
「うむ!!今日も極限だ!!」
「はは…………お兄さんは、いつもこんな朝早くに起きてるんですか?」
「うむ、トレーニングとして毎朝のランニング10kmは欠かしてないぞ」
「じゅじゅじゅじゅっきろ!?」

       朝から!?と目を剥くツナ。自分には考えられないことだ。

「す、凄いですねえ」
「早朝ランニングは気持ちいいぞ!!そうだ!沢田もこれから一緒に走らんか!?」
「ええええええええええいやいやいや、遠慮します!」
コロネロ(以下コロ)「そういわず、行ってこいコラ」
「ぎゃあ!!」

       突然頭上から聞こえてきた声に思わず飛び上がるレポーター

「こここコロネロ!?」
「おう、師匠おはよう!!」
コロ「おう。せっかくだから、お前も走って来いコラ!多分リボーンのやつの思惑もそのへんにあるんだぞ、コラ」
「えええーーー」
「うむ、では行くぞ沢田!!」
「ちょ!まっ………勘弁してくださーーーーーい!!」

       了平に引きずられて、早朝の並盛町を走り出すツナ。いーーやーーーだーーー!!という叫び声がだんだんと小さくなってゆく。

       めでたしめでたし?


 

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