今日は、早めに仕事が終わる日だったので、たまにはハイソにDVDでも借りてこようかしら!と思ったので借りてきました(なんという日本語)
『THE MIST』(ザ・ミスト)という映画です。スティーブン・キング原作。
日本語でいうと、そのまんまずばり『霧』。
この映画は、前に父が借りて見ていて、「わりとおもしろかったぞ。なんかタコとか出てくるパニックもので、最後ちょっと悲しい感じ」という感想だったのです。
それで、へ~っ思って借りてきたのですが……
ストーリは、こんな感じ。
『突如、謎の霧に覆われた町。主人公のデイヴィッドは、買い物に来ていたスーパーマーケットに息子とともに閉じ込められる。その霧の中には、人々を襲う「何か」が潜んでいる。窮地に陥る人々、疲弊してゆく精神……密閉された空間で人々に迫られる選択。彼らを待つ運命は!?』
この映画、『映画史上かつてない、震撼のラスト15分!』と銘打たれております。
途中で飽きることのない、ずっと息を飲みっぱなしの映画でした。
おすすめするかどうかは……どうだろう(苦笑)
以下に、ちょこっと感想を書きます。
ものごっつーネタバレありです。
ラストのネタバレもあります。
ちょっとでも、この先見るかな?と思われる方は、読まないほうがよいです~
そいでは、以下反転!
なんとゆうトラウマ映画
き、キッツー………
15禁映画です。
私の肝っ玉は15歳未満です……
「霧といえば某守護者だよね~」(泣き笑い)と余裕ぶってた?のも途中まででした。
ハッピーエンドが好きな方には、おすすめできないかなあ。
いやまあ私も必ずハッピーなエンドでないとダメってわけではないですが、この結末はちょっとあまりにも救いがないというか(泣)
見終わったあと、テンション下がる下がる(笑)
パニック映画ですが、ストーリーのメインはむしろ閉じ込められた人々の心の動きかもしれません。
ラスト近くは、息をするのも苦しくなるような感じ。
なんとなく読めるんですけどね、流れはね……反発する人がいて、混乱を扇動する人が現れて、死亡フラグばんばん立ちまくる、みたいな……でも、それでも引き込まれちゃうのは見せ方がうまいのかな~、と思います。
ラストの15分は、本当にうっわあ…となります。
主人公の息子が、なんとなくラストの展開を匂わせるセリフはすでに言ってるんですけどね。
それでも、本当のラストのラストではやっぱり……うわあ…となりました。
この映画の教訓はいったいなんなんだー『危険なことがあったらその場を動くな?』そんなバカな
確かにこの映画、いつものパニック映画と違って、最後まであがこうとした人たちが死んでしまいます(一人以外)。
まあ、スーパーに残った人たちも無事に済んだかどうかは、映画では描かれてないので分からないのですがね……
最後で、主人公が言われる言葉。
「誰も、あなたの行動を否定することはできない」
エンディングまで見ると、このセリフの意味がズシッときます。
人々は、いろんな選択をする。
主人公の行動は、決して否定できないものです(スーパーに残る選択肢は、ある人物のせいで消えちゃうし……)。
ただ、救いがなかっただけで……
主人公は、神様を恨んだでしょう。そんなラストでした。
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