日々たれながし
ツナ(以下ツ)「おはようございます、レポーターの沢田綱吉です!クロームへのどっきりも済ませたし、これで守護者全員に会ったよね!やったーこれで帰れるー!!」
?「お待ちなさい」
ツ「へ?」
骸「まさかこのまんま帰れるだなんて思ってませんよね?」
ツ「ぎゃああああああああああ!!出たああああああああああああ!!?」
骸「くふふ!おやおやまるで人をおばけのように」
ツ「ひいいっ、な、な、何だよーっ!もう出て行くから、放してくれよっ」
骸「いやですー」
骸「くふふ~♪ しかし、君って大胆ですねえ」
ツ「はああ? な、何がっ」
骸「まさか君から夜這いならぬ朝這いをされるなんて思ってもみませんでしたよ」
ツ「だだだ誰がそんなもんするかーーーーーーーー!!」
ツ「か、勘弁してよ~~~っ!誰か助けてーーーーっ!リボーン!千種さんーっ犬さんーっ!もう誰でもいいからーーーっ」
骸「くははっ、こんな早朝に、こんな辺鄙なところまで誰が助けに来るものですか!だいたい犬も千種も僕の邪魔をするはずがないでしょう?」
ツ「ううううう、ごめん、俺が悪かったから、許して~っ」
骸「…………そんなに嫌ですか?」
ツ「へっ!?」
骸「分かりました、何もしません。何もしませんから……しばらく、このままでいてください」
ツ「え、え、え、え、な、な、何この状況!?」
骸「寂しいんですよ………僕の本体は、水の底です。そこは、冷たくて暗い……人のぬくもりが恋しいんです」
ツ「…………………………」
ツ「………何もしない?」
骸「しませんよ」
ツ「………じゃ、じゃあ……ちょっとだけな」
骸「! ありがとうございます」
ツ「……………」
骸「……………」
ツ「……………」
骸「……………」
ツ「なにをやっとるかあああああああああ!!!」
骸「くふふ、くはははは!我慢しようとしましたが、やはり無理ですね!我慢は体にも心にも毒です!!」
ツ「あほかーーーーっ!!おまっ、約束守れよ!」
骸「ええ、守りたい……守りたいのはやまやまですが………」
骸「据え膳食わぬは男の恥………いい言葉ですよね………」
ツ「うわあああああああっ!!バカーーーーーーーっ!!」
骸「大丈夫ですっ 優しくしますからっ!!」
ツ「そそそそそそういう問題じゃないいいいいいいいいいい!!」
骸「ほら、目の前に大好きなチョコレートケーキがあったら、人として手を出すでしょう?あれと一緒です」
ツ「だだだ誰がチョコケーキかっ!……そそそれにっ」
骸「それに?」
ツ「俺なんか食っても美味しくないっ!!」
骸「…………美味しいかどうかは、僕が決めますよ」
骸「いただきます♪」
ツ「ぎゃーーーーーーーーーーっっ!!」
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