日々たれながし
ツナ(以降ツ)「……………ええと、おはようございます……朝からなぜこんなことをしなくてはならないのかまったく分からないレポーターの沢田綱吉です……。ってゆーか、しっかりカンペまで用意しといて、いったい何のつもりなのか……カメラ目線で、とか言われてもカメラなんてないよ!もう正直眠いし、ワケわかんないし止め」
ドカッ
ツ「イタッ!?な、なんだよリボーン寝たんじゃなかったのかよ!?何?グチグチ言ってないでさっさとやれ?あと俺のことはキャップと呼べ?はああーーーー?もう、意味分かんな……!!って、殴るなよ!分かった、やるよ!やります!やらせていただきます!」
ツ「えーー……、ごほん。改めまして、おはようございます、沢田綱吉です。今日は、沢田家の居候、ボヴィーノファミリーのヒットマン、ランボさんに寝起きドッキリをしかけたいと思います。いや、ヒットマンと言っても、実際はいっつもリボーンに泣かされてるただのうざい5歳児なんですけどね……」
ツ「ええと、ランボはうちの母さんや、同じ居候のイーピンと一緒に寝てます。ちなみに父さんの部屋にフゥ太が寝てて、和室にビアンキが寝てます。…………ひょっとしてこのまま居候が増え続けてどんどんうちが狭くなっていっちゃうんじゃないかとか、ちょっと不安になったりもするんですが……」
ツ「え、何?話が逸れた?
ツ「お邪魔しま~~す」(こそっ)
ツ「ランボもイーピンも、気持ちよさそうに寝ていますね……」
ツ「えっと、イーピンはお行儀よく寝てるんですけど……ああ、もうランボ…また布団蹴っ飛ばして……」
ランボ(以降ラ)「むにゃ……」
ツ「お?」
ラ「むにゃむにゃ…………ぐふふ……」
ツ「あ、えっと、ランボがなにやら寝言を言っています」
ラ「…………ツナァ………」
ツ「え?………俺の名前!」
ラ「………ツナ………そのエビフライ……ランボさんのだもんね…」
ツ「………………ははっ」
(寝てるときはかわいいんだけどなあ……)
ラ「………むむっ………リボーン!」
ツ「え?」
ラ「………………………ぐっ」
ツ「…………!?」
ラ「……ぐ…………ぐぴゃああああああああ」
(ええええーーーーーー!?夢の中でまで泣かされてるーーーーー!?)
(ランボ………不憫なやつ………)
リポーターは、恐怖の赤ん坊に夢の中でさえ勝てないランボに、そっと涙をぬぐったのだった。
PR
Comment
この記事にコメントする
Trackback
この記事にトラックバックする: |
カレンダー
リンク
フリーエリア
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
石見志月
性別:
女性
ブログ内検索
最古記事
カウンター
カウンター