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日々たれながし
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シュタインズゲートのネタバレ感想ちっくなあらすじ紹介ですー
ネタバレなので、アニメ派の方、原作未プレイの方は要注意!!

もっと文章を簡潔にまとめる能力が欲しいです。
それでは以下反転します。


シュタインズゲートれっつぷれい!

前回のあらすじ:鈴羽ちゃんマジ未来人!

というわけで、鈴羽ちゃんのパパを探しにGO!
しかし、手がかりといえばパパンの形見の小さなピンバッチと、彼がタイムマシンオフ会に出席していたということだけです。
……ん?タイムマシンオフ会ってどこかで聞いたような……

オカリンはピンバッチ片手に地道に露天商などで聞き込み。
まゆりは、『この人誘拐犯です!ピンバッチに見覚えのある人はご一報ください☆』というPOPな手作りちらしを街頭で配りおまわりさんに追っ駆けられたりしました。案外無茶する子やでぇ……(ごくり)
ピンバッチには、『OHSM○○A』というアルファベットと、幾つかの数字が見えます。しかし、意味は分かりません。

タイムマシン修理に、暑い中がんばるダル。ファイト!ダル!
その様子を見ている鈴羽は、どことなく寂しそうです。
「何をしょぼくれた顔をしているんだ。これが今生の別れでもあるまいし」
「……ん、そうだよね」
そう言って微笑む鈴羽。オカリンは一抹の不安を覚えます。

その予感は的中しました。
後でダルから聞いたところによると、完成させる前に鈴羽の父親が亡くなってしまったため、このタイムマシンは未完成なのだそうです。
『過去に戻ることは出来るが、未来に進むことは出来ない』
つまり、IBN5100を手に入れるために1975年に行った鈴羽は、もう生まれた2036年にもオカリンたちのいる2010年にも帰ってくることは出来ず、一人で生きていかねばならなくなるのです。
オカリンたちにIBN5100を届けるまで、26年もの月日を、たった一人で。
当然、1975年に知り合いがいるはずもありません。お金だったそれほど持っていません。そんな状態で一人放りだされるなんて、どれほど孤独で不安でしょう。
驚いたオカリンは鈴羽を問い詰めました。どうして黙っていたのか。お前はそれでいいのか。
けれど、鈴羽の決意は固いままでした。
「私の生まれた時代ってさ。SERNによって人々の生活は完全に支配されてて。少しでも逆らったりしたらすぐに殺されてしまって、生きてる人はみんな死んだような目をしてた。どこに行くにも、何をするにも全て管理されてて、人を好きになることだって自由には出来ない。だから、この時代に来たとき驚いたんだ。行き交う人がみんな生き生きしてて、自由で。特に君たち未来ガジェットの奴らは、なんていうか、個性的でさ。一緒にいれて凄く楽しかった。だから未来を、私の生まれた時代を、今みたいにしたい。みんなが笑ってる時代にしたい。だから、私は行くんだよ。きっと、IBN5100を手に入れて君たちに届けてあげるから」

タイムリープマシンも完成し、タイムマシンの修理も終わりました。
いよいよ鈴羽とのお別れです。といっても、予定通りなら、すぐに現代の……44歳になった鈴羽から連絡がラボに来るはず。
結局、鈴羽の父親は見つけられませんでした。
「じゃあ、今の私とは一回お別れだね。父さんのことは、仕方ないよ。縁がなかったと思って諦める。気にしないで」
そう言う鈴羽に、しんみりするラボの面々。
しかしそんな中、元気に手を挙げる少女が一人。「トゥットルー!☆」空気読めない!
「重大発表でーす!実は、まゆしぃは、鈴さんのお父さんを発見したのでーす!」
な、なんだってーーー!?
「実は、今ここに来てもらってます!」動揺するラボメン達。
「それでは発表します。どぅるるるるるる(セルフドラムロール)……鈴さんの父親はー、ダル君だったのでーす☆」
な、な、な、なんやてえーーーーーー!!?
実はネタバレ見て知ってたけど!

HAHAHA、何を馬鹿なことをまゆりったらー、みたいな雰囲気のラボメン達。
しかし、まゆりは理路整然とダル=鈴羽パパ説である根拠を述べ始めました。
たとえば、ピンバッチのアルファベットはラボメンの頭文字を並べたものであること。ダルがタイムマシンオフ会に出席しようとしていたこと。
オカリンや紅莉栖の名前は将来結構有名だったのにダルの名前を全く聞かないのは不自然であること。
鈴羽の父親が名乗っていた「バレル・タイター」のバレルは樽という意味であること。つまり、樽=タル=ダル。などなど。
ダジャレかーい!みたいな話は置いといて、つらつらと根拠を並べられるとラボメンたちはぐうの音も出なくなりました。
「本当に……橋田至が私の父さんなの?」
うるうると目を潤ませる鈴羽、動揺してテンぱるダル。
「父さん、私行ってくるよ。きっと、未来を変えてみせるから」
ぎゅっと抱きついてきた鈴羽に、動揺しながらもダルは、恐る恐る抱きしめ返しました。
その姿は、確かに……親子のようでした。

タイムマシンに乗って、振り返る鈴羽は笑顔でした。
それは、寂しそうなものではなく、晴れ晴れとした笑顔。
「いってくるね!」と手を振る鈴羽にラボメン達も手を振り返します。
頑張れ鈴羽!!鈴羽は一人、1975年へと旅立ちました。


鈴羽を見送ったオカリンたちは、急いでラボへと戻ります。
ひょっとしたらすぐにでも現代の鈴羽から連絡があるかもしれません。
ラボに戻ってそわそわしながら待っていたオカリン達の元へ、ミスターブラウンが訪れました。なにやら預かっていたという手紙を渡します。
差出人は、『橋田鈴』。間違いありません、鈴羽です!
ワイワイと手紙を覗きこむラボメン達。しかし。

『失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した―――――』

そこに書かれていたのは、乱れた文章。
必死に書いたであろうその内容は、絶望に満ちたものでした。
タイムマシンの修理は完全ではなかったのです。1975年に跳んだ鈴羽は、全ての記憶を失ってしまっていたのでした。
当然、IBN5100も手に入れていません。記憶を取り戻したのは、何十年も経ってからでした。
『ごめんなさいごめんなさい、あの日、あの雨の降った日にタイムマシンは壊れてしまったんだ。タイムマシンの修理は完全でなかった、でも父さんは悪くない、私が、私が悪いの。あの雨の日に跳んでおけばよかった。ううん、2010年に立ち寄ったりしなければ良かったんだ。ごめんねごめんごめんなさい』
『私の、人生は、無意味だった――――』

オカリンは、ラボを飛び出し、ミスターブラウンに問い詰めました。
この手紙を預けた、橋田鈴という人物は今どうしているのかと。
「自殺したよ」
返事は、あまりにも無情なものでした。

過去に跳んだ鈴羽。
記憶を失くし、たった一人で生きるのがどれほど大変だったか。
なのに、やっと記憶を取り戻したときには全て手遅れで。
寂しそうな人だった、とミスターブラウンは語りました。

地面にへたり込むオカリンの腕を、追いついたまゆりが遠慮がちに引きます。
「オカリン……」
涙に濡れる声。
ラボに戻ったオカリンは、ふらふらと電話レンジの前に進みました。
「……どうするの?岡部」
分からない。でも、どうにかしなければ。
それに、このままではまゆりも助からない。

オカリンは、タイムリープマシンを起動しました。
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