シュタインズゲートのネタバレ感想的なあらすじ紹介です。
原作未プレイの方、アニメ派の方はご注意願います。
うろ覚えの記憶で書いてますので、細かいところはかなり適当です。すいません;
では以下反転します~
今回やたら長くなってしまいました、すいません。
シュタインズゲートれっつぷれい!
前回のあらすじ:タイムリープマシンが完成したよ!
ついに完成したタイムリープマシン。
けれど、そこには歓声もガッツポーズもありませんでした。
あったのは沈黙と、……とんでもないものを作ってしまったという思い。
熱に浮かされたような時間が過ぎれば、目の前にあるのは『本物の』タイムマシン。今まで夢中になって作り上げてきたけれど、―――本当にこれで良かったのだろうか。
「ど、どうするー?……使ってみる?」
ダルが恐る恐る尋ねます。
重苦しい雰囲気を振り払うように、クリスが肩をすくめました。
「……理論上は危険はないはずよ。過去へ跳ぶのはあくまでその人の『記憶』だけ。人格が上書きされるわけじゃない。……まあ、万が一別の人が携帯を受け取るなんてことは避けないといけないでしょうけど」
何せ、人類で初めてのタイムマシンです。
実験だってやったことはない。過去に記憶を跳ばせる『かもしれない』、精神に異常をきたすことはない『かもしれない』。
そんなあやふやなものに挑戦できる勇気があるでしょうか。
「―――どうする?岡部。鳳凰院凶真じゃなく、岡部倫太郎あんた自身の本音が聞きたい。岡部の意見に従うわ」
オカリンは迷います。迷いますが……決めました。
「……そうだな、正直使ってみたい気持ちはある」
「……素直なのね。また茶化すのかと思ったのに」
「本音で話せと言ったのはお前だぞ、クリスティーナよ。俺達が考えだし、作り上げた俺達のタイムマシンだ。本当なら、他の誰にも渡したくないし、自分たちの力で研究もしたい。だが……さすがにここが限界だろう」
「タイムリープ実験は行わない」
それを聞いて、ラボ内にどこかホッとしたような空気が流れました。
「俺達は単なる大学生でしかないんだ。このマシンは然るべき機関に渡そう。もちろん、SERNなんかではなくもっと真っ当な研究機関にな」
「……そうね。私もそうしたほうがいいと思うわ」
クリスは科学者です。
今回のタイムリープマシンだってほとんどクリスが作ったもの。まさしく生みの親です。
本当なら、彼女自身が研究したいのでしょう。けれど、その気持ちを抑えて彼女はオカリンの決定に従ってくれました。
まるで我が子に対するように、クリスがそっとタイムリープマシンを撫でます。
「……ふむ!まあ、研究機関に渡すといってもそんなすぐでなくても構うまい。まずは、完成記念の宴を開こうではないか!!」
「賛成~」「わーい、宴会だー!」
今度こそ、ラボメン達は笑顔で歓声をあげました。
ダルがピザを注文し、オカリンとクリスが買い物へ。クリスとまゆしぃには、今回は暗黒料理を作るのは勘弁してもらいました。
まゆしぃが誘いに行ったのですが、残念ながらフェイリスとるか子は用事があって参加できないとのこと。萌郁さんはメールの返事が返ってきませんでした。
というわけで、いつもの4人メンバーと鈴羽の5人での宴会となりました。
アルコールはありませんが、賑やかです。
みんな笑顔で食べ、飲み、騒ぎます。いいなあ。
ダルがHENRAI発言をし、クリスがツッコみ、鈴羽とクリスが火花を散らし、まゆりがにこにこと笑う。
そんなラボメン達を、オカリンは満足そうに眺めます。
ソファに座っているオカリンの隣に、まゆりがちょこんと座りました。
「ねえねえ、オカリンー。ラボも随分と賑やかになったねぇ」
「ああ、そうだな」
「前は、私とオカリンだけだったもんね。今は、ダル君でしょ、クリスちゃんでしょー。萌郁さんに、るかちゃんに、フェリスちゃんに、鈴羽さん!8人もいるよー」
まゆりは指を折りながらラボメンを一人ずつ数え、にこにこと、ラボの中を見渡しました。
「最近、オカリンは凄く楽しそうだったよー。良かったねえ」
「……そうか?」
「そうだよー」
まるで我が事のように、嬉しげに笑うまゆり。そんなまゆりにつられて、オカリンもつい笑ってしまいました。
和やかな時間。私もほっこりします。
そんな時、ふいに『ポーン』とテレビから音がしました。
画面の上部に、臨時ニュースが流れます。
『爆弾テロ予告により、現在一時電車の運行を中止しています』
「ええっ大変だー」
「この路線だと、私もまゆりも帰れないじゃない……またラボに泊まることになるかもしれないわね」
「うほっ!お泊りイベント再び!」
「黙れHENTAI!!」
わいわいと話合うラボメンたち。
しかし、そんな中、鈴羽だけがふと顔を曇らせました。
「……ごめん、私ちょっと用事思い出したから出るね」
「え、鈴羽さんー?」
「ごちそうさま、美味しかったよ!それじゃね」
急にラボを後にする鈴羽に、ラボメンも首を傾げます。
そんなみんなを見ていて、―――じわりと嫌な予感がオカリンの胸に広がりました。
テレビで流れる臨時ニュース。爆弾テロで電車が止まった路線は、まるで秋葉原を孤立させるようです。
ふいに思い出される、謎のメール。
『お前を見ているぞ』
『お前は知りすぎた』
赤いゼリーと、血に濡れた人形の首が浮かびます。
―――SERN。
まさか。
何があるはずもない。
単なる思いすごしだ、さっきまで皆笑顔だったじゃないか。
けれど、嫌な予感は止まりません。
俺は、さっき買い出しから帰ってきたとき。
玄関の鍵をかけたっけ?
急に、何かを蹴るような音が鳴り。
ばたばたと足音が聞こえ。
部屋の中に、数人の男たちが乗り込んできました。
手に、銃を持って。
えっ
驚きました。本当に驚きました。
だって、ここは日本で。
そりゃ変なメールとか来たけど、
まさか、
こんな直接的な行動で来るなんて。
「え、えっ、何これドッキリかなんか?」
おろおろとダルが呟きます。
私も同じ気持ちでした。ドッキリか、それとも急にオカリンの妄想が始まったとか?
しかし、ゲームはどんどん進みます。
時間は、止まりません。
「手を挙げろ」
男たちが強い口調で言います。
その声に、まずクリスが。そして、オカリンたちも恐る恐る手をあげました。
どくんどくんと、心臓の音が嫌に大きく聞こえます。
全身が震えるほど冷たいのに、どこかが壊れたように「どうして」「何故」と同じ言葉ばかりが頭の中を巡り、じんじんと痛みます。
銃を構えた男たちの後ろから、コツコツと一人の足音が聞こえました。
姿を見せたのは―――。
「萌郁」
表情の抜け落ちた萌郁さんでした。
おかしいな、携帯を持っていないとオカリンは場違いなことを思います。萌郁といえばいつも携帯を見ているイメージなのに。
「タイムマシンは回収。岡部倫太郎、牧瀬紅莉栖、橋田至の三人は連れていく」
萌郁さんが冷たく言い放ちます。三人。
「ど、どうして三人だけ……?」
ダルが震える声で尋ねるのを、オカリンは焼き切れそうな思いで聞きます。
「椎名まゆりは、タイムマシン作成に何の役にもたっていないから」
残った一人が無事に済むとは思えません。
「お、オカリン……」
まゆりが不安そうに後ろから白衣の裾を握ります。大丈夫だ、安心しろ、そう言いたいのに言葉が出てきません。
「早くして。時間はないの」
待ってくれ、タイムマシンでもなんでもやる。
SERNにはもう関わらない、なんでも言うことを聞くから。
見逃してくれ。
まゆりを助けてくれ。
「オカリンッ」
乱暴に突き飛ばされたオカリンに、まゆりが慌てて駆け寄ります。
そんなまゆりに、萌郁が銃を向けました。
銃口は震えていて、「SERNのために、FBのために、SERNのために、FBのために……っ」そう何度も何度も繰り返し呟いています。
「待っ……!!」
そこからはスローモーションのようでした。
あっけなく。
軽い音を萌郁の銃がたてたと思ったら、パッとまゆりの額に赤い点が咲きました。
どさりと倒れ伏すまゆり。冗談のように、赤い赤い血が、どくどくと床に流れます。
オカリンの頭の中も、赤一色になりました。
悲鳴を上げて、ダルが蹲ります。
萌郁に対する、怒りと憎悪で、殺意で、オカリンが掴みかかろうとするのをクリスが後ろから必死に止めます。
「駄目よ岡部、あんたまで死んじゃう!!」
泣きながら叫ぶクリス。
でも、オカリンは、まゆりが死んだことを認められません。
殺してやる、と叫びます。
突然、ラボのドアを蹴破り、風のように鈴羽が駆けこんできました。
男たちの銃を弾き飛ばし、次々と倒してゆきます。
最後の男を倒したところで、萌郁が銃を突きつけました。同時に鈴羽も萌郁に奪った銃を向けます。
「1階」 「42型」 「点灯済み」
ぽつり、と鈴羽が呟きます。
ハッとしたように目を見開き、クリスがラボの奥へ走りました。
一拍遅れて、オカリンも気付きます。1階のブラウン管工房にある、42型のテレビ。それこそが、リフターの役割を果たすもの。
オカリンも奥へ走ります。目の端に、男たちがゆっくりと立ちあがろうとしているのが見えました。
開発室へ入ると、クリスがタイムリープマシンのヘッドフォンを被ろうとしていたところでした。オカリンはそれを奪い取ります。
「わたし、私がっ―――」
「俺が跳ぶ!お前は設定をしてくれ!!」
男達が入ってこようとしたので、オカリンは慌てて壁に置いてあった未来ガジェット『モアッドスネーク』のスイッチを押しました。爆発したように蒸気が舞います。
銃を撃つ音と共に、オカリンの耳が熱くなりました。ぬるりとした感覚。
でも、そんなこと気になりません。
脳裏に、倒れ伏すまゆりの赤い姿が浮かびます。
「いいの!?岡部、本当にいいの!?」
実際に実験をしたことはありません。
確実に安全であるという保障もありません。ひょっとしたら、気が狂ってしまうかもしれない。
廃人になってしまうかもしれない。
でも、だからどうだっていうんだ。
まゆりが―――死んでしまったのに!
電話レンジから火花が飛び散ります。
放電現象が始まったのです。
「跳べよ………跳んでくれ!!!」
祈るように、オカリンは携帯の番号を押しました。
過去の自分へ。
「跳べよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
この時点で、プレイヤーとオカリンのシンクロ率200%
絶対、助ける……!!
シュタインズゲートの感想っぽいあらすじ紹介です。超ネタバレです。
面白い作品なので、是非興味を持たれた方はアニメを見るか原作をプレイしてみてね。
では以下反転します。
シュタインズゲートれっつぷれい!
前回のあらすじ:タイムリープマシンを作っちゃうゾ☆
人間の脳における『記憶』の部分をデータ化、圧縮して、Dメールの機能を使い過去の自分に電話をかけ未来の記憶を『上書き』する。
そんなタイムリープマシン☆
それを作っちゃおう!とラボメンのみんな(主にクリス)は頑張ります。
タイムリープマシンの見かけは、一見電話レンジ(仮)にヘッドフォンとか色々なものをくっつけただけのような単純な作りです。でも本当は複雑な装置で、クリスは連日徹夜してそのへんのとこを作ってます。
それはそれとして、夏の祭典であるコミケも近づき、まゆりのコスプレ作りもラストスパート。
どちらが先に完成させるか競争だーみたいなことになってて和みます。二人はまるで姉妹のようにすっかり仲良しさんに。
ちなみにまゆりはコスプレ衣装は自分で着るよりも人に着てもらう方が好きらしく、コスプレ友達やるか子用に何枚も作っているようです。出来はかなりいいらしくそっちの業界では有名人みたいです。
一人で秋葉原の男ばっかりな牛丼屋に入り、ニコニコと牛丼を平らげて『サンボ(店名)の女神』と密かに呼ばれていたりとまゆりちゃんはなかなか肝っ玉の太い子です。
コミケまであと数日、というところで女の子二人がラボに泊まることになりました。
お泊りイベントキターーーー(゚∀゚)ーーー!!
いや、でもだからって特に何もないんですけどね……
オカリンは買い出しに出かけました。
あ、そうだオカリンの実家はちゃんとありますよ。まゆりの近所なんですけど夏休みの間はラボに泊まり込んでるだけだそうです。閑話休題。
ぶらぶらと街を歩き、食糧やタイムリープマシンに必要な物などを買い込んでいると、オカリンの携帯にまたもや差出人不明のメールが。
『お前は知りすぎた』
添付されていたのは――――血に濡れた人形の首。
ひ、ひええええええええええええ
オカリンは慌ててラボに逃げ帰りました。
すると、居るはずのまゆりとクリスの姿が見当たりません。
青くなって二人を探そうとするオカリンの耳に、水音が。
どうやらシャワー室から聞こえてくるようです。ふと、思い浮かぶ映画のワンシーン。
シャワーの水に混じる、赤い血の筋。倒れ伏す女の姿……。
大慌てでオカリンはシャワー室に突貫しました。
お風呂でドッキリ☆イベントキターーーーーー(゚∀゚)ーーーーーー!!!
たとえそうは見えなくてもシュタインズゲートだってギャルゲの端くれなんだぞ!ということを微妙に主張してきました!わほーい!
無事な二人の姿を見て、やれやれ無事だったか……と額の汗をぬぐうオカリン。
まったく心配させるなよ、と言ったところで額にクリスの放った桶が直撃します。
その後、正座でお説教タイムに入りました。当然ですね。チーン。
そんなこんなあり、タイムリープマシンも完成間近。
残りは、SERNのタイムマシンでも使われていた『リフター』という重要な機器が、電話レンジ(仮)のどこにあるのかが分かれば……。
そんな時、ひょんなことから(便利な言葉)、オカリンは1階のブラウン管工房に置いてある42型の巨大なテレビがその役割を果たしているということに気付きました。
店主であるMr.ブラウンがそのテレビを点けている間だけ、Dメールは送れるようなのです。
これでDメールが送れる時間帯が限られていた理由も判明しました。お店が開店していた間、テレビが点けられていたからなのですね。
リフターの代わりをしていた物が何かも分かった。
タイムリープマシンの組み立ても急ピッチで進み、
――――ついに『過去に記憶を跳ばせる』タイムマシンが完成しました。
感想というよりあらすじ紹介のような……とてもネタバレですので、読む方はご注意ください。
説明下手な奴なので、原作とかもっとちゃんとしたレビューとかを読んだ方がいいと、思う、よ!
では以下反転します。
シュタインズゲートれっつぷれい!
前回の修正:ご飯作ってるるか子に、だが男だとか言っちゃいましたがあの時点ではすでにDメールで女の子になっちゃってましたね。だが男だではなくもう女だでした。
あと、最後に送った鈴羽Dメールの内容はかなりうろ覚えです。あんなんじゃないと思う。でもまあ、どうにかオカリンに鈴羽を引きとめさせようという内容だったはず、です。
再びDメールにより過去を変えたオカリン。
気付くと、ラボの宴会会場に鈴羽の姿がありました。
どうやらこちらの世界線では、オカリンたちは諦めずに鈴羽の尾行を続け、一人ぼっちにすることはなかった様子。
落ち込んでいた鈴羽の表情も、明るくなっていてオカリンはホッとしました。
賑やかなラボメンたち。
クリスやまゆしぃの作った暗黒料理はともかく、ピザもお菓子もるか子の手料理も美味しいし、話も盛り上がっていて楽しい時間を過ごしました。
鈴羽はオカリンにこっそり呟きます。
「……もうちょっとこっちにいようかな」
どうやら明日すぐに鈴羽がいなくなるということはなくなったようでした。
――――さて。
電話レンジ(仮)の実験に取り組むラボメン達ですが、そろそろ手詰まり感を感じてきました。
電話レンジ(仮)が出来るのは、過去にメールを送ること。その仕組みもよく分かっていません。
何故、電子レンジと携帯電話を繋げただけの代物にそんなことができるのか。何故、大体お昼くらいから夜の7時くらいまでという風に使える時間帯が決まっているのか。
また、Dメールによる過去改変実験についても、オカリンはこれ以上行うことをためらってしまいます。大したことのない内容だと思って軽い気持ちで送ったメールにより、るか子が女になり、秋葉原から萌え文化が消滅した。しかもそのことを覚えているのはオカリンだけです。
さすがに、事態がとんでもないことになってきていてビビりも入ります。
そこで!
オカリンは言い出しました。
「よし、ならば物理的タイムトラベルだ!」
助手「無理」
一刀両断です。
つまらんつまらんと駄々をこねるオカリン。けれど、こればっかりはどうしようもありません。
なんせ過去に送れるのは電子レンジの中に入るサイズのものだけ。しかもゲル状になってしまいます。ゲルオカリンになっちゃいます。
では、SERNのタイムマシンとの違いを見てみましょう。
SERNのタイムマシン:超でかい。超凄い。人間もタイムトラベルできる。
ただし過去のどの場所、どの時間に飛ぶかは分かっていない。その上ゼリーマンになっちゃう。
電話レンジ(仮):仕組みは謎。
携帯電話で過去にメールを送れる。全角6文字もしくは半角36文字で3通。メールが送れる時代ならどこにでも正確に送れる。
メールくらいのデータ量や、塩くらいの大きさのものであれば無事に送ることができるが、バナナやからあげといった少し大きめのサイズのものはゼリー状になって送られてしまう。
こんなところでしょうか。
原作ではもっときちんと、科学的に分かりやすく説明してくれているんですが私ではこれがせいいっぱい……すまん…すまん……。
しかもこれで合ってるのかどうかもあやふやですが、まあ適当に読み流してください。
あと、SERNのタイムマシンの重要な装置である『リフター』とかいうものがあるんですが、電話レンジ(仮)において何がそれと同じ役割を果たしているのかというのもまだ判明していません。
ぶーぶー言っていたオカリンが、ふと思いついて呟きました。
「……では、人間のデータを圧縮するとかどうだ?電話レンジ(仮)で送れるくらいのサイズに」
「何馬鹿なこと言ってるの。人一人をデータ化したら一体どれくらいの量になると思ってるの。無理、む、り……」
今度もバッサリいこうとしていた助手がぴたりと固まりました。
何やら様子が変です。
「どうした助手」
「………待って、でも………もしかしたら……可能かもしれない!」
ぱっと助手の顔が輝きました。
助手が言うには、人間の脳そのままのデータ化は無理でも、人間の『記憶』だけをデータ化してそれを圧縮することなら可能かもしれないというのです。
そして、助手の専門は脳科学。
秋葉原でパーツさえそろえばどうにか作り上げることができるかもしれないと。
つまり、人間そのまま過去に行くタイムトラベルではなく――――記憶だけ過去に跳ばす。『タイムリープ』。
ひょっとしたらタイムマシンが完成するかもしれない!と大興奮なラボメン達。
クリスはラボでタイムリープマシンの製作に取り掛かり、ダルはその手伝い。
オカリンとまゆしぃは材料の買い出しに出かけます。
あ、ちなみにるか子とフェイリスと鈴羽と萌郁さんはもともといなかったよごめんね。基本的なラボメンはこの4人です。
るんたんるんたんと材料の買い出しに行くオカリンまゆしぃの幼馴染コンビ。
途中で、道の端っこで蹲っている萌郁さんを発見します。(端っこって変換しようとしたら最初に恥っ子って変換されちゃった。恥ずかしいね)
声をかけるオカリンでしたが、萌郁さんは聞こえていないようにブツブツと一人で呟き続けます。明らかに危ない人です。
どうしようかと迷うオカリンでしたが、萌郁はラボの仲間です。放っとく訳にはいきません。
「今からラボに帰ってタイムマシンの作成を行うのだが……」
「タイムマシンッ!?」
びっくりするぐらい食いついてきました。普段はメール越しにしか会話できない萌郁さんなのに、掴みかからんばかりです。
「タイムマシンが完成したの!?」
「い、いやまだだが……だが構想は出来ている!我がラボがタイムマシンを完成させる日も近いな!」
えっへんとえばるオカリンに、萌郁さんは茫然と呟きます。
「タイムマシンが……完成………………ふ、ふふ………あははっ、………ふふ」
どこか壊れたように笑いだす萌郁さん。
怖いよ萌郁さん!しょ、正気に戻って!
ビビるオカリンとぽかんとするまゆしぃを置いて、萌郁さんはふらふらとどこかへ行ってしまいました。
なんだったのか。
今日はこのへんで~^^
ネタバレが致命的な作品ですので、原作未見の方は要注意!!
ついにこの感想も2ケタいっちゃったよ……長いだろ……
でも、書けば書くほど「あ、あそこも重要だ!ここも入れなくちゃ!」みたいになっていって…;;
途中で力尽きたらごめぬなさい;
どうにか後半までは書きたいんだけどなあ…
以下反転します~
シュタインズゲートれっつぷれい!
前回のあらすじ:鈴羽が仲間になったよ!
謎な部分もあるものの、人懐っこく明るい鈴羽さん。
けれど、そんな鈴羽は、何故か唯一クリスちゃんにだけは敵意をむき出しにします。
理由を聞いても、「今の牧瀬紅莉栖は悪くない」と言うだけ。
オカリンにも、真剣な表情で忠告します。
『牧瀬紅莉栖には気をつけて』
ラボメンとして共に過ごすクリスは、そりゃつっけんどんなところや口の悪いところもあるかもしれないけれど、好奇心旺盛で実験大好きっ娘で、隠れ2ちゃんねらー(シュタイゲ界では@ちゃんねらー)で、ちゃんと人を思いやることもできる優しい子です。
デレ始めてきたツンです。
オカリンは、クリスは鈴羽が言うような奴じゃないと信じていました。
ラボに戻ったオカリンは、誰かと電話してしょんぼりしているクリスを見つけました。
「ラボメンだからな。いつでも相談に乗るぞ」というオカリンに、ぽつぽつとクリスが語り始めます。
どうやら、電話の相手はクリスの父親だったようです。
二人の関係は険悪そのもの。というか、父親が一方的にクリスを遠ざけているようなのです。
クリスの父親は物理学者で、幼いクリスは大好きな父さんに好かれようと一生懸命自らも物理学の勉強をしました。
……そして、小学生の頃には父親と同レベルで討論できるように……時には、論破することさえあったそうです。
お父さんケチョンケチョン。父としてのプライドずたぼろ。
………それは嫌われちゃうわー、クリスちゃん………;
天才故の悲劇というやつでしょうか。
それでもどうにか仲直りしたいと思うクリスは、父親に会おうとしたものの、拒絶されてしまっているという訳です。
「仕方ないな!!では、俺が一緒に父親に会いに行ってやろう!」
「はあ!?」
堂々と言い放ったオカリンに、ぽかんとするクリス。
「お前はラボメンで、しかも俺の助手だからな。父親と二人っきりだとぎくしゃくするというのなら俺が一緒に行って、空気を読んだ素晴らしいトークで場を和ませてやろうではないか!海外だとパスポートが必要になるからちょっと困るが国内ならどこにでも行ってやるぞ」
オカリンに空気が読める発言が出来るかどうかはともかく、優しいですオカリン…!
クリスもキュンときたようです。驚いてはいるものの、嬉しそう。
一緒に会いに行こうと約束します。
さて、次の日。
父親が現れるという場所に鈴羽が向かうというので、オカリンはこっそり後をつけようとします。
まゆしぃやタイムマシンオフ会に行こうとするダルも巻き込んでww
けど、クリスに冷たい目で見下されたので断念しました。仕方ないね。
しょうがないので、素直にラボで鈴羽のための最後の晩餐の準備をすることにしました。
ピザを注文したりお菓子を用意したり。
ラボの女性陣はご飯を作ります。
クリスとまゆりが悪魔料理を作っているなか、るか子だけはまともなものを作ってくれているようです。ありがとうございます。だが男ですけど。
―――けれど、準備ができたというのにいつまでたっても鈴羽が来ません。
「……お父さんに会えなかったのかなあ…」
ラボの面々も心配そうです。
と、その時オカリンの携帯にメールが届きました。差出人は鈴羽。
『ごめん』と、『さよなら』だけ。
慌ててラボを飛び出し、鈴羽を探すオカリン。雑踏の中、とぼとぼと歩く鈴羽を見つけました。
「鈴羽!」
しかし、オカリンの姿を見つけると鈴羽は逃げ出してしまいます。
追いかけはしたものの、全力ダッシュされるともやしなオカリンでは追いつけません。結局見失ってしまいます。
(ひょっとしてこのままいなくなるつもりか。それでいいのか!?)
オカリンは、ラボに戻ると電話レンジ(仮)に飛びつきました。
過去の自分にDメールを。
『鈴羽を尾行しろ』
そして、送信ボタンを押しました。
0.409420→0.337187
今日も今日とてシュタインズゲートのネタバレ感想です!感想というよりストーリーをだらだら述べてるだけ!
一応、wikiを見ながら流れを思い出しつつ書いてるんですけど、あやふやな部分も多々あると思います。すいません…
おもしろいので、ちょっとでもやってみようかなという方はぜひ実際にプレイしてください。もしくはこんなとこじゃなくてアニメまとめwikiに行くといいよ!面白いよ!
では以下反転します。